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ComfyUI 画像アップスケール SeedVR2

AI

以前は SeedVR2 拡張機能を利用して、画像をスケールアップする人気な方法がありますが、現在のバージョンでは、ComfyUI がデフォルトで SeedVR2 を対応できるようになりました。
導入も簡単になっているので、今回は試してみます。

テンプレート ダウンロード

  1. ComfyUI のテンプレートを開きます。
  2. いくつか画像スケールアップのものが表示されますので、用途に合わせて選択します。
    • SeedVR2 3B int8
      • パラメータ数:30億(3B)
      • 処理が速い
      • VRAM 消費量低
      • 低解像度の小ファイル向けに効果がいい(短辺 1000 以下)
      • アニメ調、速度重視の処理
    • SeedVR2 7B int8
      • パラメータ数:70億(7B)
      • 高解像度のものを 4K またそれ以上に効果がある
  3. 初回使う場合、モデルがないので、まず指示通りにダウンロードします。
  4. これで、イメージをアップロードして、スケールアップできるようになります。

ノードの説明

まず、公式のノード群グループを開くと、以下になります。

  • 注意
    • アルファで画像を結合 ノードをバイパスして使う
    • 基本的に、設定値は特に変更する必要はない

アルファで画像を結合(英語名:Join Image with Alpha)

※ 一部のみスケールアップする要望がない場合、無効推奨

  • 画像の一部を変更しないようにマスクをつけるために利用するもの
  • マスクする要望がない場合、無効にして問題ない
    • 特に画像生成してスケールアップするワークフローの場合、生成した画像にはマスク output がないので、基本無効で問題ない

画像/マスクのリサイズ

  • resize_type:リサイズの計算方法、等倍で拡大する場合 scale by multiplier で問題ない
  • mutiplier:スケールの倍数を指定
  • scale_method:lanczos

SeedVR2 入力の前処理

必要なものなので、特に気にする必要はない

VAEエンコード(タイル)

高解像度な画像をAIが扱えるデータ(潜在空間 / Latent)に変換する際、パソコンのグラフィックボードのメモリ(VRAM)が不足してエラー(Out of Memory / OOM)になるのを防ぐためのノードで、画像を小さな「タイル(正方形のブロック)」に細かく分割して、1枚ずつ順番に処理(エンコード)する

  • tile_size(タイルサイズ)
    • 画像を何ピクセル四方のブロックに切り分けるかを指定
    • 値を大きくすると処理が速くするが、VRAM がいっぱいになって問題起こす可能せいがある
    • VRAM が 8GB〜12GB 程度の場合、512 が目安
  • overlap(オーバーラップ / 重なり)
    • 隣り合うタイル同士を、何ピクセル分「重ね合わせて」処理するかを指定(接続がなめらかに)
    • 目安:128
  • temporal_size
    • 動画(連番画像)を処理する場合に、時間方向(フレーム)をどれくらいの塊で処理するかを指定
    • 画像生成とは関係ない
  • temporal_overlap
    • 動画処理において「分割して処理する動画の塊(チャンク)同士を、何フレーム分重ね合わせて馴染ませるか」を指定
    • 画像生成と関係ない

K サンプラー(K Sampler)※ image2image 引数指定

  • 生成後の制御:fixed
  • step:1
  • cfg:1.0
  • sampler:euler
  • スケジューラ:simple
  • ノイズ除去:1.0

SeedVR2コンディショニングを適用(英語名:SeedVR2Conditioning)

SeedVR2 の AI モデルに対して、「どんな画像(または動画)をベースにして、どのように高画質化(アップスケール)させるか」という指示データを準備して引き渡すためのノード

VAE デコード(タイル)

AIが計算したデータ(Latent)を、私たちが目で見られる「画像」に変換する際、パソコンのメモリ(VRAM)不足によるエラーを防ぐためのノード
※ VAE エンコードノードとの設定値は関係ないが、基本同じスペックの PC で動作するので、同じ値にすべき

SeedVR2処理の後処理(英語名:SeedVR2PostProcessing)

SeedVR2による高画質化処理(アップスケール)が終わった画像を受け取り、元の画像と色合いを合わせたり(カラーコレクション)、不要な余白(パディング)をカットして綺麗に整える役割

整合

SeedVR2 のノード群をそのまま Text2Image の結果とつなぐことで、Text2Image→スケールアップの一連ができます。

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