今回キャラクター デザインを特化して、キャラクター デザインの画像生成をやってみようと思います。
モデルの選択
- Krea2
関連キーワード
モデル パーツ
テンプレートでモデルをダウンロードする際に、モデルと一緒に、モデルパーツもダウンロードします。
- text_encoders:
- 言葉の意味を記憶した「データ(辞書モデル)」と、それを処理する「プログラム」がセットになったもの
- diffusion_models:
- 膨大な画像パターンを記憶している、AIの超巨大な学習データ(ファイル)そのもの
- vaeデジタルデータを清書して色を整える「仕上げ・着色師」
- 色の塗り方や復元方法を記憶した「データ」ですが、内部的には画像変換を行う「システム(ニューラルネットワーク)」として機能する
- loras:
- 特定の画風やキャラのデータが詰まった、追加の学習データ(ファイル)そのもの
配置場所:
📂 ComfyUI/
├── 📂 models/
│ ├── 📂 diffusion_models/
│ │ └── krea2_turbo_fp8_scaled.safetensors
│ ├── 📂 text_encoders/
│ │ └── qwen3vl_4b_fp8_scaled.safetensors
│ ├── 📂 vae/
│ │ └── qwen_image_vae.safetensors
│ └── 📂 loras/
│ └── krea2_darkbrush.safetensors
Trea 2 のテンプレート 説明ノートにも書いていますが、loras は下記のところでダウンロードできます。
https://huggingface.co/Comfy-Org/Krea-2/tree/main/loras
試運転
- ComfyUI を起動して、左ペインから「テンプレート」を選択します。

- 「すべてのテンプレート」にて、Trea モデルのフィルターをかけて検索し、「Trea-2 テキストから画像へ」を選択します。
- モデルが事前にダウンロードしなかった場合、エラーは表示されますが、「エラーの詳細」の案内でダウンロードしてリフレッシュすれば消えてくれます。

- モデルが事前にダウンロードしなかった場合、エラーは表示されますが、「エラーの詳細」の案内でダウンロードしてリフレッシュすれば消えてくれます。
- 一旦テキストの枠に、プロンプト(画像内容を描写するためのキーワード)を入力して、「実行」をクリックすると、画像生成が開始されます。

以上が一番シンプルの画像生成になります。
解像度、縦横比などの設定はすぐ見つかるので、特に追加の説明はいりませんが、これだけでは高品質の画像を生成することは基本難しいです。なので、これからいろいろ足してみようと思います。
拡張機能 ComfyUI-Easy-Use
ComfyUI のワークフローに、画面に表示されている「1つ1つの機能を持った『箱(ボックス)』」がノードといいます。
ComfyUI では様々なノードが提供されていますが、世界中の有志(エンジニアや一般のユーザー)が独自に作った「非公式の追加ノード(拡張機能)」もあります。これらはカスタムノードといいます。
ComfyUI の拡張機能管理で多くのカスタムノードを導入することができます。

今回はよく使われる ComfyUI-Easy-Use という名前の拡張機能(カスタムノードの詰め込みパック)をインストールしておきます。
- 「拡張機能の管理」 → 検索欄で「easy use」を入力 → 「ComfyUI-Easy-Use」をインストール

- インストールしたら、下方に「変更を適用」ボタンをクリックして、ComfyUI を再起動します。

- ComfyUI 再起動後、ノード追加するところで検索すると、確認できるようになります。
- ワークフローの画面の何もないところでダブルクリックすれば、下記の画面が表示されます。

- ワークフローの画面の何もないところでダブルクリックすれば、下記の画面が表示されます。
今後は使っていくと思うので、とりあえず入れておきます。
この拡張機能のオープンソースのサイトを確認いただくと、どんな機能が用意されているかを確認できます。
https://github.com/yolain/Comfyui-Easy-Use
拡張機能 Comfyroll Studio
Comfyroll Studio は 175 種類以上の便利なノードが 1 つにまとめられており、主にアニメーション制作、ワークフローの整理・自動化、デザイン処理を劇的に効率化するために使われます
この拡張機能ができること
- アニメーションとスケジュール制御
- フレームごとのプロンプト切り替え:動画の「0〜10フレーム目は『笑顔』、11〜20フレーム目は『驚いた顔』」といった指示をテキストベースで管理できます。
- イージング効果:カメラワークや値の変化に「ゆっくり始まってゆっくり止まる(Ease In/Out)」ような滑らかな動きをつけられます。
- 条件分岐とスイッチ(ロジック機能)
- ワークフローの切り替え:「このLoRAを使う・使わない」「ControlNetをONにする・OFFにする」といった切り替えを、配線をつなぎ替えずに1つのスイッチノード(トグル)をクリックするだけで制御できるようになります。
- グラフィックとデザイン処理
- テキストの合成(文字入れ):生成した画像の上に、好きなフォントで文字を重ねることができます(Meme/ミーム画像の作成など)。
- パターンの作成:グリッド(格子状)背景、グラデーション、丸や四角といった図形をノード内で直接描き、それをコントロールネットのマスク(下絵)などとして利用できます。
- XY Grid(パラメータの比較)
- 「プロンプトの違い」「CFG Scaleの値の違い」「モデルの違い」など、複数の条件を縦軸・横軸に並べた一覧比較画像(マトリクス)を自動で作成してくれます。
- SDXL に最適化されたアスペクト比制御
- 「16:9」「4:3」「1:1」などのボタンを選ぶだけで、SDXLの生成に最適な解像度(1024x1024など)の数値を自動で計算・出力してくれる便利なノードが含まれています。
インストール:

拡張機能 rgthree-comfy
ComfyUI のカスタムノード拡張「rgthree-comfy」に含まれる Seed (rgthree) ノードは、Stable DiffusionのWebUI(AUTOMATIC1111など)と同じ感覚でシード値を直感的に制御できる便利なツールです。
ComfyUI のカスタムノード拡張「rgthree-comfy」に含まれる Fast Groups Bypasser (rgthree) ノードはいつでもグループごとに無効化させることができます。
インストール:

Tips
- グループ有効/無効設定
- rgthree-comfy 設定を開く

- Show fast toggles in Group Headers を有効にして、Saveする

- グループ右上にボタンが表示されます。
- グループ実行
- グループ有効/無効
- 透明化

- rgthree-comfy 設定を開く
ComfyUI の操作 tips
- ノード追加
- ワークフローの何もないところでダブルクリックするとノードの検索画面が表示される
- または、キャンパスの何もないところで右クリックして「ノードを追加」で追加
- ノード無効化
- ノードを右クリックし「バイパス」を選択することで、ノードを使わないようにできる
- グループ
- キャンバス上の複数のノードを1つのグループにまとまる機能
- キャンパスの何もないところで右クリックして「グループを追加」で作成
- グループ範囲内のノードはすべてグループ内のものになる
- グループの色は右クリックして、設定可能
ノードの説明
拡散モデル読み込み(UNet Loader/Load Diffusion Model)
- 役割:画像生成 AI のモデルを指定する、どんな画像(中身)を描くか計算するノード
- Diffusion モデルのファイル(.safetensors や .ckpt)を選択
- 通常、ComfyUI の
models/unetまたはmodels/diffusion_modelsフォルダに入っているファイルがリストに表示される - 今回 Krea 2 のモデルを使用する
CLIP を読み込み(CLIP Loader)
プロンプトの理解など、言語関係に使う LLM モデルを読み込むノード
- Krea 2 は基本このノードで CLIP をロードする
- SDXL モデルの場合、モデルに CLIP 内蔵しているので、代わりに
Load Checkpoint(チェックポイントを読み込む)ノードを使う
- SDXL モデルの場合、モデルに CLIP 内蔵しているので、代わりに
- CLIP モデルのファイル(基本 .safetensors ファイル)を選択する
- モデル選択肢:(ベースモデル:選択するモデル)
- 今回
Huihui-Qwen3-VL-4B-Instruct-abliterated-int8_convrot.safetensorsを使う - 通常、ComfyUIの
models/text_encodersフォルダに入っているファイルがリストに表示され
- type:読み込むテキストエンコーダーの「種類(アーキテクチャ)」を指定
- krea2: Krea2 モデルを使用する際に選択する特殊な設定
- stable_diffusion:Anima 画像生成モデルの場合
- flux: Fluxモデル用
VAE 読み込み(英語名:VAE Loader)
- 役割:AI 専用の暗号データを、人間が見える『普通の画像』にデコードする
- Checkpoint ファイル(.safetensors)に内蔵される場合もある
- 読み込むVAEモデルのファイル(.safetensors や .pt)を選択
- 通常、ComfyUIの
models/vaeフォルダに入っているファイルがリストに表示される - モデル選択肢:(ベースモデル:選択するモデル)
- krea2: qwen_image_vae.safetensors
- Flux: ae.safetensors
- SDXL: sdxl_vae.safetensors
- SD1.5: animevae.pt や vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors など
- 通常は VAE Decode(画像への復元ノード) の vae 入力へと配線する
VAE デコード
- 役割:VAE をデコードに使うノード
- 基本 K sampler の右側と接続して、人間が見れる画像にデコードするために使う
Seed(拡張機能 rgthree-comfy)
Seedとは、AIのランダムな「サイコロの出目」を固定し、全く同じ画像や文章をいつでも完璧に再現するための番号です。同じ画像を生成するのに、同じ Seed で生成する必要があります。言い換えると、seed を変更すれば、同じ設定やプロンプトでも、違う画像が生成されます。なので、同じプロンプトで Seed だけ変えて何度も生成させるのは ガチャ って言われているようです。
- ショートカット的な負数制御: AUTOMATIC1111風の特殊な負数を指定して挙動を素早く切り替えられます。
- 入力値に -1(ランダム)
- -2(インクリメント:1つ増やす)
- -3(デクリメント:1つ減らす)
- シード値の共有:
- 生成時に使った実際のシード値を簡単に取得・保持し、別ノードのサンプラーへ受け渡す
- メリット
- どんな標準サンプラー(KSampler等)にもサクッと繋げて単体で使える
K サンプラー(英語名:K Sampler)
- 役割:画像生成AIにおいて「ザラザラした砂嵐(ノイズ)の画像から、少しずつノイズを削り落として、綺麗なイラストや写真を形作る(サンプリングする)計算機
- steps(ステップ数):何回繰り返してノイズを削るか
- 値が大きいほど細部まで描き込まれますが、その分生成に時間がかかる(Flux や Trea2 は 4~8 でいいかも)
- 目安:8~10
- cfg(CFGスケール):「あなたのプロンプト(指示)にどれだけ忠実に従うか」の強さ、値を高くするほどプロンプト通りの絵になる
- Krea 2 や Flux のような最新モデルでは、CFGを極端に低く(1.0 〜 2.0 程度に)設定しないと画像が壊れる仕様になっているらしい
- conditioning Zero Out ノードを利用する場合、1.0 が無難
- sampler_name(サンプラー名):「どんな計算アルゴリズム(削り方のルール)を使ってノイズを消すか」を選る
- 選択肢:
- モデルごとの推奨設定。例:
- Flux なら euler
- Krea2 なら dpmpp_2m など
- scheduler(スケジューラー):ステップが進行するにつれて、「ノイズを引いていくペース(歩幅)」をどう管理するかを決める
- 主な選択肢: normal、karras、sgm_uniform など、サンプラー名と組み合わせて、モデルの推奨設定通りに選択
simpleで基本問題ない
- denoise(ノイズ除去強度):「最初の砂嵐を何パーセント削るか」の割合です(0.00 〜 1.00)
- Text-to-Image:完全にノイズを消し去る必要があるため
1.00にする - Image-to-Image:元の形を残すために
0.40 〜 0.60などに下げて使用
- Text-to-Image:完全にノイズを消し去る必要があるため
CR SDXL Aspect Ratio (拡張機能 Comfyroll Studio)
このノードを使えば、ユーザーがいちいち数値を計算して入力しなくても、「16:9」や「3:4」といった比率を選ぶだけで、AIが最も得意とする正確な解像度を自動でセットしてくれる
- width / height(幅 / 高さ)
- ベースとなる画像の初期解像度(ピクセル単位)を指定します。
- 補足: aspect_ratio でプリセットを選択した場合は、この数値よりもプリセットの解像度が優先されます
- swap_dimensions (Off / On)
- 選択したアスペクト比の縦と横の長さを「入れ替える(スワップする)」かどうかのスイッチ
- upscale_factor (初期値: 1.0)
- 生成する画像の解像度を「何倍にするか」の倍率を指定
- 画像生成は基本ほかの方法でアップスケールするので、直接これを使うことはないでしょう
- batch_size (初期値: 1)
- 1回の生成で同時に出力する「画像の枚数」
- グラフィックボードのVRAM容量に余裕があれば、2 や 4 に増やすことで一気に複数枚を同時生成可能
CLIP テキストエンコード(プロンプト)(英語名:CLIP Text Encode (Prompt))
- 「人間が打ち込んだテキスト(プロンプト)を、AI の脳が理解できる形式(Conditioning / 条件付けデータ)に変換する」ノード
- clip (必須の入力 / 左側の端子) として、CLIP 読み込み(CLIP Loader)と繋げる
条件付きゼロアウト(英語名:Conditioning Zero Out)
- 役割:ネガティブ プロンプトを入力しない場合、このノードが便利です
- ネガティブ プロンプトの「完全な無効化」(純粋なAI本来の出力を出す)
- 通常、ネガティブプロンプトのテキストボックスを「空欄」にしても、AIの内部(CLIP)は「空欄というテキスト(または開始トークン)」として処理してしまい、わずかにノイズ計算に影響を与える
- ControlNet や IP-Adapter の「影響力を特定ステップで完全ゼロにする」
- ControlNet(ポーズ指定など)やIP-Adapter(画像プロンプト)は便利ですが、生成の最初から最後まで効かせすぎると、画像がガチガチに固まって不自然(LoRA焼けのような状態)になる
- 「最初の50%のステップまではポーズ(ControlNet)を効かせ、後半50%は ZeroOut で信号をゼロにする」というワークフローを組みます(ConditioningTimestepping などのノードと組み合わせます)
- CFG Scale(ガイダンス)の効果を「背景だけ」「特定のレイヤーだけ」に効かせる
- CFG Scale(プロンプトにどれだけ従うかの値)を上げると、キャラクターはハッキリしますが、背景がギラギラして不自然になりがち
- 背景用のインペイント(描き直し)や、特定のレイヤー合成(GLIGENなど)の処理において、ポジティブプロンプトの信号を ZeroOut する
- キャラクターはプロンプト通り(CFG高め)に描きつつ、背景や周辺光だけは「プロンプトの縛りを受けない、ノイズが乗っていない自然な空気感(CFG 1.0相当)」でなじませることができる
- K sampler のネガティブに接続する
- Zero Out は基本的に、ポジティブプロンプト(生成したいもの)ではなく、ネガティブ プロンプトの入力側(あるいは KSampler の negative スロット)に接続して「除外する要素を完全にゼロにする」用途で使われます。
その他の便利ノード
Anything Everywhere(拡張機能 Anything Everywhere)
このノードを使うことで、モデルロードのような繰り返して複数ノードに同じように接続する線を wireless することができます。
https://github.com/chrisgoringe/cg-use-everywhere

- 注意:拡張機能を入れたら、ComfyUI を一度再起動してください
- ワークフローの同じタイプのノードに、wireless で接続してくれます
- 一般的には モデル、VAE、CLIP 接続の線を消すために使います。
- 無線で接続した接続の点が二重丸になります。
- 実線の優先度が wireless より高い
例:

画像生成ワークフロー
上記の前提知識を整理させていただいた上で、下記のようなワークフローを作成してみました。今回はまっさらなワークフローから、ノードを一から追加する形で作成しています。基本ダブルクリックしてノードを追加してから、繋げるだけなので、特に難しい操作はないです。
ワークフロー:

画像保存
画像保存ノードで画像を保存すると、基本 output フォルダに保存されます。
名前も下記の場合、ComfyUI00001.png から連番で作成されます。

ここで、サブフォルダの作成や、命名変更する例を挙げます。
# Inpainting サブフォルダを作成して、プレフィックスを指定する場合
Inpainting\ComfyUI
# ファイル名に日付を入れたい場合 `%date:yyyyMMdd_hhmmss%` 部分が日付になる
Inpainting\ComfyUI_%date:yyyyMMdd_hhmmss%
# 他のノードのプロパティも入れたい場合
# この例では、Inpainting サブフォルダを作成して、<UNETLoaderノードでロードしたモデルのファイル名>_<日付>_00001.png で作成される
Inpainting\%UNETLoader.unet_name%_%date:yyyyMMdd_hhmmss%
# SDXL のモデルローダーはデフォルト `CheckpointLoaderSimple` を使っているので、下記になります。
%CheckpointLoaderSimple.ckpt_name%_%date:yyyyMMdd_hhmmss%
# ノード プロパティの Node name for S&R を変更すれば、`CheckpointLoaderSimple` の部分を変えられますので、複数ある場合に有効かも
単語集
- ネガティブ プロンプト
- 「画像に出したくないもの」や「排除したい要素」を指定するための指示文(プロンプト)
- 例:下記のものをネガティブ プロンプトに記載する
- worst quality, low quality, bad anatomy, bad hands, missing fingers, extra fingers, deformed, blurry, cropped, text, signature, watermark
- Latent(レイテント / 潜在空間)
- 一言でいうと「AIだけが理解できる、画像をめちゃくちゃ小さく ギュッと 圧縮したデータ」
- イメージ:AI が絵を描くときに使う形式、空の Letant はAIにとっては白紙のようなもので、AI が Letant の状態でお描きしていきます。
- 画像を AVE エンコードすると、Latent 状態になる
- よく「空の Latent」 ノードを使うのは、AI に白紙を作るノードと理解して問題ない

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